「とりあえず 1 勝!」――その“小さな目標”が、なぜ職場を強くするのか?
- Spyker #0

- 4月20日
- 読了時間: 3分
Spykerのミニバレー大会には、目的と目標が掲げられています。
「とりあえず 1 勝!」――その“小さな目標”が、なぜ職場を強くするのか?
≪目的≫
熊本県の企業や病院・学校で一緒に働いている仲間と小さな目標「とりあえず1勝」を目指してチームワークの向上を目的としています。
≪目標≫
「とりあえず1勝」達成後に飲み会などを開いてもらえたら主催者として嬉しいです。
下記は大会詳細のURLです。

「なぜこの目的と目標なのか」
――3つの科学的ストーリー
1. 小さな勝利が“自己効力感”を爆上げする
ハーバード・ビジネス・スクールの “Power of Small Wins” 研究では、
「今日ちょっと前進した」だけでモチベーションと創造性が跳ね上がる ハーバードビジネスレビューHarvard Business Schoolと報告されています。「とりあえず1勝」はまさに“少しだけ高いハードル”。ゴールが明確なほど成果が伸びるという Goal‑Setting Theory もこれを裏付けます Stanford Medicine。
2. 共同スポーツがチーム結束を高める
2024年のメタ分析(スポーツ心理学誌)では、
チームビルディング目的のスポーツ介入はチーム結束を有意に向上 PMCと示されました。短時間でも「同じ目標に向かって体を動かす」体験が、部署や職種の壁を越えた“心理的安全基地”をつくります。
3. “一緒に祝うご褒美”が関係性を深める
つまり、勝利後の飲み会(アルコールは任意でもOK)は「①努力の共有→②成功体験→③ポジティブな感情・食事の共有」というエンゲージメント黄金ループを完成させる儀式なのです。
現場に落とし込むヒント
事前に「1勝したら●●をする」ご褒美をチームで決める
例:焼肉/スイーツビュッフェ/オンライン打ち上げ
役割をローテーション(リーダー・応援隊長など)で全員が主体的に関わる
大会→打ち上げ→社内共有レポの3点セットを毎年ルーチン化することをお勧めしています。
まとめ
「とりあえず1勝」は小さいけれど、科学的に最も“燃える”目標設定。仲間と一緒に達成と笑顔、そして乾杯で祝うことは、
普段の会議百回分の“チームの壁取り払い”効果を生む、と数々の研究が示しています。
今年のミニバレーであなたのチームが初勝利をつかむ瞬間――その後の一杯が、翌日の仕事を変えます。
これらが企業対抗ミニバレー大会を開催する理由です。参加してくださった企業が同じ経験をして強い企業になって頂けますと幸いです。
次回大会は、2025.5.18㈰ 嘉島町民体育館です。宜しくお願いいたします。



コメント